HOME › 会員だより

「両面宿儺」ですよね?

毘沙門天
これは「毘沙門天」だそうです。
毘沙門天は、阿弥陀如来を守護する四神の一人
つまり、仏教の神様で、戦の神として室町・戦国期
には特に盛んだったようです。
この背中合わせ(双身)の毘沙門天像は
木造・銅像合わせて全国に12体以上
見つかっているそうで、室町時代の護摩祈祷用の
小さいものが多いようです。
飛騨では、より大型で石製、木製、土製があり
「宿儺様」と称されるのが大きな特徴です。(ま)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

巳年(みどし)に寄せて

蛇
   巳年(みどし)に寄せて  ― 蛇体文土器 ―
 甕の口縁部に 鎌首をもたげる蛇。猛毒をもつマムシだ。
甕に手を入れようとする者に対し、毒蛇が守っているモノは何だろう。
貴重な秘薬か、神聖な酒か・・・。縄文人が最も恐れた動物は、
クマでもイノシシでもなくマムシであった。嚙まれれば命にかかわる
その毒性を利用して、縄文人はマムシにその守りを託したのであろう。
 縄文前期後半に始まる土器口縁部への装飾は、イノシシ・鳥、
そしてヘビ・トカゲ・カエルなどの爬虫類・両棲類に変わっていく。
その極みが火炎土器(かえんどき)であり、やがて人体文となって消滅する。
彼らがヘビに託した祈りは、その生命力の強さ、即ち冬を経て春に再び
蘇る再生能力であったに違いない。
 今年の巳年は、あなたの気力のよみがえりを促す、したたかな年となる―
―かも知れない。(東京都宮下遺跡出土 勝坂式土器)    (朝)

今年もよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF

  

ちょっとした土器の破片が

新聞記事
今朝の中日新聞です。「チョット解説」
つまらない土器の破片だったのですが、
視点を変えて検査してみたら、
ナント、世界最古級の土器だと判明した
という記事です。
持っている人は、大切に保管するか
出来れば、私たちに見せてください。(ま)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

清見町二本木「西方寺」に行ってきました。

10月31日
清見町二本木「西方寺」に行ってきました。
目的は、境内にそびえる二本の
朝鮮五葉松の木です。
五葉松
どこにもあるアカマツの松ぼっくりと並べてみました。
朝鮮五葉の松ぼっくりの大きさにビックリ。
松の実が食用になることが理解できました。
今年は残念ながら手遅れでした。
来年は頑張るぞ!
(飛騨は、全国でも貴重な朝鮮五葉の自生地なのです。)
西方寺
二本木という地名は、西方寺の二本の朝鮮五葉に由来するともいわれます。(ま)

【お知らせ】
11月10日(日)午後1時から
上海上初屋野遺跡の調査報告会を
荘川支所ホールで
実施します。(荘川まち協主催)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

「森浩一先生に学ぶ講演会」 に行ってきました(9月22日)

図面
「草野に危言あるは 国家の幸なり」
聞こえのいいことを言う人間ばかりでは国は発展しない」
自分の思いをしっかり言おう!良い言葉です。
昭和49年、富山市で「杉谷4号古墳」という弥生の四隅突出墳という
墳丘墓が発掘調査されて以来、出雲と北陸のつながりが着目され
日本海を介した大文化圏(日本海文化圏)を研究する
「日本海文化を考える富山シンポジウム」が開始されました。
飛騨とも深くつながる研究です。
その中心であった森浩一先生が亡くなられて11年目、
四隅突出墳研究の現状が報告されました。
(飛騨でも見つかる可能性はあります。見つかるとしたら古川盆地の北部?)
古代学
森浩一先生は、石原哲彌先生とよく似ていると思いました。
文献史学や民俗学に造詣が深く、お話が面白く分かりやすい。
人が集まるわけです。
二人亡き森先生の写真の前で、
本会の柱、左が編集局長、右が事務局長です。(ま)

















御母衣ダム湖底遺跡群第2次調査報告会
高山市民文化会館において10月13日(日)14時から(展示は13時から)
申込不要、参加無料です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

今年も出てくれました

蝶
「うすばしろ蝶」
原始的な蝶。
我が家では、毎年、最初に発生する蝶。
羽が透けているのが分かるだろうか。
ヨチヨチ飛ぶのが、はかなげである。(ま)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

2月3日モンデウスは絶好のスキー日和

位山スキー場
スキー教室かな?やはり、スキーから?ボードの子も多いですね。
雪質は最高。
モンデウスのゲレンデから右に御岳が美しい。左には乗鞍(略)も。
御岳

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。
飛騨考古学会PDF  

カモシカによる被害

大根
カモシカにかじられた大根です。
カモシカは真剣に食べません。暇そうに先っぽだけかじるので、広範囲に被害が出ます。
腹立つノリー  (ま)

※学習会のお知らせ
会員以外の方も参加できます。事前申し込み不要。
12月3日(日) 9時40分頃 飛騨市美術館前集合
「姉小路氏城館跡と飛騨の中世」展見学(学芸員ギャラリートークに参加)
その後、古川考古学散歩(増島城跡、塔の腰廃寺塔心礎 等)
参加費 会員以外の方は、入館料200円お願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★本会に質問や感想、情報提供などがある方は
 下記メールよりお気軽にご連絡ください。
 (*を@に変えて送信してください)
jo-lucky*hi3.enjoy.ne.jp

★本会の成り立ち、過去の活動、
 刊行物等はこちらをご覧ください。