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遺跡の分布調査(29)

遺物採集
写真1 御母衣ダム湖:遺物採集場所
縄文早期
写真2 採集した縄文時代早期、7,000年以上前の石器類

写真1は令和6年10月2日:高山市荘川町の赤谷B遺跡の様子です。
枯れ立木付近に神社跡の石積があります。
また、手前の上流側は岩瀬地区に隣接しています。
写真2の①は珪質頁岩の石核(石器を作るとき、剥片をはぎとった残りの芯の部分)、
②は掻器(刃状の石器)、③は石鏃(矢じり)、
④は下呂石・珪質頁岩・チャート等の破片(石器製作時の残カス)です。 (I.I)

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石橋廃寺の塔心礎

石橋廃寺塔心礎
国府町広瀬町渡瀬(わたりせ)神社の南に大きな石があります。
広瀬町桜野地区の方から移設された、古代寺院の石橋廃寺の塔心礎です。
上面の平坦面に直径27㎝の舎利孔があります。三重塔だったのでしょうか。

すぐ隣に、横穴式石室を有する広瀬古墳があります。
権威の象徴が、古墳から寺院へ変化して行くのを示しているようです。(Jo)

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